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うたのことば NO.7
今日からトリノオリンピックですね〜!
私はウィンタースポーツは全然出来ないので、(っていうか出来てもか。)テレビ見ながらひたすら「すごい!」と思うばかり。競争してるっていうのを忘れるくらいだよ。単純に、人間業と思えない競技ばかりだよなぁ。
ちなみに私はスキーも出来ません。高い所は大好きなので出来るかな〜と思ったけど、山はダメみたい。ほっっっんと、ダメ。2.、3回泣いたよ。マジで。どうして皆恐くないのか教えて欲しいよ、、。羨ましい〜!

と、テレビではアイスダンス?の真っ最中ですが、私はさっきまで作家のお仕事で、真夏にリリースされる歌詞を書いてました♪ 氷見ながら夏を思い浮かべる、、う〜ん。ある意味考えやすいかも(笑)

今日紹介する曲も、夏にリリースされた曲です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
My home
         作詞作曲:田中花乃
         歌:亜波根綾乃 
         99年8月25日リリースシングル「My home」
         99年9月22日リリースアルバム「ReBirth」

オレンジの夕日を 雨が滲ませてく
まるで涙ごしに見た 思い出の色みたい

こんなに苦しくて 悲しい時だって
いつものようにおなかが すくのはくやしいね

新しく光る星の中に 僕のため 輝く My home

いつまでも忘れない 目をそらさず生きるよ
広い広い海より青い 空の下

時々僕らは 大切なことって
とても遠くにある気が するのは何故だろう

終電(さいしゅう)の窓に映る光 僕のため 輝く My home

いつまでも忘れない 目をそらさず見つめるよ
ただ繰り返すだけじゃない 毎日を

どこまでも進みたい 手を離さず戦うよ
暗い暗い闇より深い 夢の下

変わらずにいるためにもきっと この胸に 時は流れる

いつまでも...
いつまでも忘れない 目をそらさず生きるよ
広い広い海より青い 空の下

いつの日か叶えたい 手を離さず永遠に
光受け止めるよ同じ 宇宙(ほし)の中

行き先だけそっと 宙に浮かんだまま
さよならを風が今 さらう My home

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この曲ね、良かったらぜひ聞いて欲しい曲なんですよ♪
もうなかなかお店にないかもしれないけど、、。
てゆうか何を唐突に、、って感じですね(笑)

エピソードを書こうと思います。暗いわよ。覚悟してね(笑)
ちょうど大学1年の時に、私テニス部だったんです。(ええと、幽霊部員です。。)
幽霊部員でも、心が広い私の友達は仲良くしてくれてて、授業の合間は部室で多くの時間を費やしていたわけです。
そんな仲間と一緒に過ごしていた頃、身近で大事な人の死が立続けにあったんです。
正確に言えば、大事な人の大事な家族が亡くなったんですけどね。事故で。

毎日顔を合わせてる友達なのに、何も言えないし何も出来なかった。
その事に触れていいのかさえ最初わからなくて。
御葬式に行って、その子が燐と立っているのを見て、余計何も言えなかった。
だけど、少し時間が経って誰からともなくその子の家に遊びに行ったり、皆で集まったりしてた。

どう慰めたらいいのかばかり考えていた私は、その子の家で部屋で二人で無言で雑誌をそれぞれにめくっていた時、すごく感じたことがあって。辛くてもそれを露呈せずに頑張ってる人に「かわいそう」とかって思うことはすごく失礼だなって。私がそんなこと言える分際じゃないわ。傲慢だったなぁ、、って。

相手を励まそうって思うんじゃなくて、今、私が出来ることを私もひたすら頑張ろうって思った。きっと、それまでどっかで私は、その子の家に行ってあげなきゃ!って思ってたんだろうね。だけど、それは間違ってて、私もその子に一緒にいて欲しかったからなんだ、って気づいた。

家に帰って、仕事とか全く関係なく無心に書いたのがこの曲。あぁ長い前置きでごめんね。(^^;)

My homeっていうのは、そのまま「自分のお家」っていう意味と、「天国にいる大事な人」の事。1番のmy homeは天空で、2番は地上のmy home。地上と天空にMy homeがあるんだよって、その子にそうだったらいいねっていう願いをこめて書いた。言えないから書いた。後にも先にも曲のこともその子には何も言ってないんだけどね。。

というわけで、この歌詞だけみてもわからないと思うんだよねぇ。
勿論100%このストーリーがわからなくても、歌詞は歌詞なんだけど、作家として誰かに自信を持って提供していいのかは当時自分じゃ分からなかった。
だから、亜波根綾乃ちゃんが歌ってくれる事になった時、「歌詞を変えてって言われるだろうな。」って思ったんだよね。とっても抽象的だし、私にしかわかんないストーリーすぎるし。

例えば
『こんなに苦しくて 悲しい時だって おなかがすくのはくやしいね』
ってフレーズだって、読む人によっては吹き出しちゃうでしょ。
でもねぇ、御葬式の時に「何もする気がしなくて絶望的な気分なのに、何か食べたいって思うんだよ。。」って泣いててね。「生きてる」と「死」の違いを思いっきり思い知ったって。今はそれを受け入れなきゃってことだね。って。そういうエピソードがあったの。

私が作家の仕事で、同じテーマで書いてって言われたら、きっと「おなかがすく」とかは書かなかったと思うんだよね。もっと綺麗な言葉を探してしまったかも。
だから、そういう調整をメーカーの人にされるだろうなぁと思った。

 だけど、ディレクターが「このままいきましょう。」と言ってくれた挙げ句、アレンジも何回も何回も練って下さったという愛情を注いでくれて、嬉しかったのを覚えてます。アレンジャーの中村修司さんは、このお仕事をした数年後(去年)うたのことばで紹介した木根さんのアルバムのプロデューサーをつとめていらっしゃって、久々にMy homeの話をしました♪ほんと、素晴らしいアレンジされるんですよ。ギタリストでもあります。色んなトリックが曲の中に隠れてて。映画のタイトルであったけど、冷静と情熱の間って感じかしら。ものすごく情熱的なんだけど、ちゃんと聞く人に対しての余白がある。想像力をかきたてられる。気持ちよく誘導されるんだけど、最後の答えは自分で幾らでも出せる。って感じ。こんな説明じゃわかりにくいので、修司さんの作品、沢山あるので是非聞いてみてください♪
ちなみにIQも多分私の100倍くらいなんじゃないかなぁ。(笑)私の書いた歌詞も瞬時に理解?!してくれて、感動した☆右脳と左脳がきっと素晴らしくバランスが良いのではないかと思う。というイメージ。私なんて、左脳は一生冬眠していることでしょう。あーあ。

というわけで、この曲はそういう私の超個人的な生活歌だったし、CDになるとは思ってなかったけど、この仕事を通じていい出会いもあったり、何故か天気予報のタイアップがついたりして、やっぱり人に聞いてもらうのが大事なんだな。とも確信した曲でもあったので、小さな驚きの詰まった曲でした。

レコーディングした世田谷にあるスタジオは、今は多分もうないみたい。
なんか寂しいけど、その時そこにいられて幸せだったなぁ。

この1件があってから、「頑張ってね!」って誰かに言う時は、「一緒に頑張ろうね」っていう気持ちを込めて言うようにしてます(^^)

もう少し寒い日が続きそうですが、皆さん「頑張ってね!」
おやすみなさい♪




         
by hananorusaka | 2006-02-12 06:44 | Comments(4)
Commented by こう at 2006-02-13 21:59 x
いい詩!いい話ですね☆  僕にも少し似た経験あります…
学生時代友人を裏切って傷つけて、それを悔やんで苦しんで必死に心の中で謝って…
なのにお腹空くし、疲れてうたた寝してしまって、そんな自分を嘘つきだとまた責めて…壊れました。
こんなふうに言ってくれる人がいたら、人生変わったかもしれませんね。
Commented by TAKASHI at 2006-02-14 00:43 x
このアルバム持ってたなと思い、探してみたらシングルが見つかりました(^^;
サビが抑えめな感じなのでじっくり聴いてみたい曲です。
アコギの音が印象的でした。
Commented by hananorusaka at 2006-02-21 00:39
こうさん>
書き込みありがとうございます!すっごい時間が空いてしまいました。ゴメンなさい。こうさんのコメント読んで、私自身が元気?もらいました。決して楽しい話ではないですが、同じ気持ちを持ってる誰かがこうやってお話してくださると、前を向いていけますね!
どうもありがとうございました♪
また楽しいお話も是非聞かせてくださいね(^^)
Commented by hananorusaka at 2006-02-21 00:43
TAKASHIさん>
こんばんは!このアルバムを持っているなんて、なんて素敵!!あ、シングルかな。聞いてもらえてうれしいです!
あのギター、良いですよね♪私も好きです。ピアノメインなのに、ギターの印象が残るのは、やはりアレンジャーがギタリストだからでしょうか。久々に私も聞きましたが、その他のアルバムの曲も、抑えめな曲が多いですが、だからか逆に心をすごくかき回されます。花乃ルサカ以外の曲も聞いて下さって、ほんとありがとうございます♪
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